スポンサーリンク
▽食品と非アルコール飲料の価格上昇が数値を押し上げた。
ナイジェリア、最大都市ラゴスの市場(ロイター通信)

アフリカ西部・ナイジェリアの先月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比24.23%増となり、2月を上回った。国家統計局が15日、明らかにした。

それによると、食品と非アルコール飲料の価格上昇が数値を押し上げた。2月は23.18%増であった。

アフリカで最も人口の多いナイジェリアのインフレ率は昨年、28年ぶりの高値に達した。

ティヌブ(Bola Tinubu)大統領は23年5月の就任初日にガソリン補助金を廃止。複数の為替レートを統一するなど、財政健全化を進めている。

その後も電気料金の補助金を廃止するなどした結果、ガソリン価格は2倍以上に、公共交通機関の運賃や日用品の価格も急騰した。

24年12月のインフレ率は34.80%、25年1月は24.48%まで低下したが、それでも過去10数年に比べると高い。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク