▽両国の送電網を接続するこのプロジェクトは10年以上前に提案され、調査工事が進められたものの、様々な理由で停滞していた。
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ザンビア南東部・ザンビアが送電鉄塔の新設工事を再開し、隣国タンザニアとの共同プロジェクトを前進させる予定だ。世界銀行が11日、明らかにした。
それによると、ザンビア・タンザニア接続プロジェクトは今月中に再開され、2028年に竣工する予定だという。
世界銀行のザンビア担当は11日に行われた式典で「この工事が無事完了することを期待している」と語った。
両国の送電網を接続するこのプロジェクトは10年以上前に提案され、調査工事が進められたものの、様々な理由で停滞していた。
総工事費は3億2000万ドルと見積もられ、世界銀行、EU、イギリスが資金を提供している。
残り工事の費用は2億9800万ドルほどで、そのうち2億4500万ドルは世銀の助成金でまかなわれる。
ザンビア政府は昨年、2020年の債務不履行における債券保有者との債務再編で合意。世銀の支援を受け、債務の返済を進めている。