▽屋根が崩れた原因は明らかになっていない。事故時、クラブ内にいた人の数も不明である。
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中米ドミニカ共和国・首都サントドミンゴのナイトクラブの屋根が崩落した事故について、地元当局は9日、これまでに124人の死亡を確認し、250人以上が負傷、行方不明者の捜索を続けていると発表した。
事故は市近郊にあるクラブで8日未明に発生。屋根が突然崩落し、大勢が巻き込まれた。
アビナデル(Luis Abinader)大統領は9日、非常災害対策本部で犠牲者に哀悼の意を表し、救助隊が24時間体制で行方不明者を捜索していると明らかにした。
それによると、米領プエルトリコとイスラエルの救助隊が9日に現地入りしたという。
北部モンテクリスティ州の知事や元メジャーリーガー、コンサートに参加していたミュージシャンなどの死亡が確認されている。
屋根が崩れた原因は明らかになっていない。事故時、クラブ内にいた人の数も不明である。
地元メディアによると、クラブでは当時、政治家、スポーツ選手、その他著名人が参加するコンサートが開かれていたという。
地元メディアは警察関係者の話しとして、「事故発生直後、国の911システムに100件以上の通報が入り、その多くが崩落に巻き込まれた人々からのものだった」と伝えている。
救助隊は崩壊から24時間以上たった今も生存者を捜索している。当局は9日朝の時点で145人の生存者を救出したと発表した。
プエルトリコとイスラエルの救助隊が9日に到着し、捜索を手伝った。当局によると、隊員たちはソナーを使って、瓦礫の下でまだ息をしている人が1人いることを確認したという。