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▽防空部隊が撃墜したミサイルの破片が住宅地に降り注ぎ、被害が拡大した。
2025年4月6日/ウクライナ、首都キーウ、ロシア軍のミサイル攻撃を受けた建物(AP通信)

ウクライナ当局は6日、ロシア軍が首都キーウにミサイル攻撃を仕掛け、少なくとも1人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。

キーウのクリチコ(Vitali Klitschko)市長は声明で、「防空部隊が撃墜したミサイルの破片が住宅地に降り注ぎ、被害が拡大した」と述べた。

それによると、いくつかの建物で火災が発生し、複数の車両が全焼したという。

ウクライナ空軍は6日、ロシア軍が23発のミサイルと109機の攻撃用ドローンを発射したと発表。そのうちミサイル13発とドローン40機を撃墜し、別のドローン53機を電子戦で無力化したと明らかにした。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領はソーシャルメディアへの投稿で、ロシアが先週、ウクライナに向けて1460発以上の誘導空爆、約670機の攻撃用ドローン、30発以上のミサイルを発射したと報告した。

またゼレンスキー氏は激化するロシアの空爆に対処するためには防空システムの強化と国際社会によるロシアへの圧力が不可欠であると強調した。

南部クリヴィー・リフの地元当局によると、ロシア軍による4日のミサイル攻撃の死者が20人に、負傷者は75人に達したという。

クリヴィー・リフの部隊長は7日から3日間喪に服すと宣言し、犠牲者に哀悼の意を表した。

クリヴィー・リフへの空爆では44棟のアパートと23戸の民家が被害を受けた。

ロシア国防省は6日、防空部隊が3地域に飛来したウクライナのドローン11機を撃墜したと発表した。被害の情報はない。

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