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▽ボルアルテ大統領は17日、暴力事件が急増しているとして、リマと隣接するカヤオに30日間の非常事態を宣言し、市内に陸軍を展開した。
2025年3月18日/ペルー、首都リマ中心部の通り(AP通信)

南米ペルーの首都リマに陸軍兵士約1000人が配備され、治安維持任務に当たっている。

国家警察の長官は18日、陸軍と連携して市中心部の駅やバスターミナルなどをパトロールすると発表。現場で対応に当たる警察官の数を増やし、犯罪を抑止すると強調した。

リマでは16日、正体不明の武装集団が地元の著名なミュージシャンを射殺する事件が発生。ルアルテ(Dina Boluarte)大統領は17日、暴力事件が急増しているとして、リマと隣接するカヤオに30日間の非常事態を宣言し、市内に陸軍を展開した。

陸軍は17日の声明で、リマに1000人の兵士を配備し、警察を支援すると発表した。

リマの人口は約800万人。地元メディアによると、多くの市民が陸軍兵士の配備を歓迎する一方、まだ治安が悪いと感じている人も多いという。

一部の野党議員は内務省と警察が犯罪の抑止に失敗したと非難し、内相の不信任決議案を準備している。

リマではバンドのメンバーを乗せたバスが襲撃を受けるなど、凶悪事件が多発。市内のレストランでは15日、手榴弾とみられる爆発物が爆発し、少なくとも11人が重軽傷を負った。逮捕者は出ていない。

警察の統計によると、2024年に報告された殺人件数は2057件。17年の3倍以上に急増した。

一部の専門家は近い将来、ペルーが隣国エクアドルのような高い犯罪率に直面する可能性があると警告している。

昨年市民が警察に報告した恐喝の苦情は2万2800件。17年の4倍であった。

ペルーではこの数年、暴力事件が急増。政府はその都度、非常事態を宣言してきた。

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