▽スリランカは3年前、返済期限を迎える対外債務約70億ドルの返済を停止し、デフォルトに陥った。
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インド洋の島国スリランカの統計局が18日、2024年の経済データを公表した。
それによると、第4四半期(10~12月)のGDP伸び率は前年比プラス5.4%となり、過去最悪の経済危機から力強く立ち直ったことが明らかになった。
2024年通年の伸び率は前年比プラス5.0%。国際通貨基金(IMF)の予測を上回った。
農業部門は前年から8.3%増。工業生産高は25.5%増、サービス業は57.5%増となった。
スリランカは3年前、返済期限を迎える対外債務約70億ドルの返済を停止し、デフォルトに陥った。当時の負債総額は830億ドル超。そのうち415億ドルが対外債務、421億ドルが国内債務であった。
この危機は全国規模の抗議デモに発展。大統領府や首相府が占領される事態となり、当時のラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領を辞任に追い込んだ。
2022年の経済成長率はマイナス7.3%。インフレ、通貨安、歴史的な対外債務不履行に直面した。
2023年の成長率はマイナス2.3%であった。
しかし、2023年3月に確保した29億ドルのIMF融資と経済政策が実を結び、昨年は予想以上に力強い回復を見せた。
ディサナヤケ政権と日本政府は今月初め、25億ドル相当の債務を再編するための協定に署名。IMF融資を継続するためには、中国とは約47億5000万ドル、インドとは14億ドルの債務について、同様の再編協定を結ぶ必要がある。