▽7月に就任したペゼシュキアン大統領はインターネット規制を緩和すると約束していた。
WhatsAppのロゴ(Getty Images)

イランの通信当局がインターネット規制を緩和する第一歩として、米IT大手メタ社の「WhatsApp」と「Google Play」を解禁することを決議した。国営イラン通信(IRNA)が24日に報じた。

IRNAは当局の声明を引用し、「WhatsAppやGoogle Playのような海外の人気プラットフォームへのアクセス制限を解除することが賛成多数で決定された」と報じている。

7月に就任したペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領はインターネット規制を緩和すると約束していた。

IRNAによると、通信相はこの決定を歓迎。「インターネット規制撤廃の第一歩が踏み出された」と声明を出したという。

2つが利用可能になる時期は明らかにされなかった。

ソーシャルメディア・プラットフォームはイランの反政府デモの際に広く利用されている。

米国は9月、イランを含むインターネットを厳しく検閲している国々において、オンライン検閲を回避する手助けをするようグーグルやマイクロソフトなどのビッグテックに呼びかけていた。

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