▽ニュージャージー州とその近郊の州では11月中旬頃から数週間にわたって、主に夜間に多くのドローンが目撃されている。
中国・大疆創新科技(DJI)のドローン(Getty Images)

連邦航空局(FAA)が東部ニュージャージー州とニューヨーク州の10数の地区に「ドローン飛行禁止令」を出した。

期間は1月中旬まで。対象地域は飛行禁止区域を含む10数地区。

ニュージャージー州とその近郊の州では11月中旬頃から数週間にわたって、主に夜間に多くのドローンが目撃されている。

多くの地元住民が懸念を示し、州当局に回答を求めていた。:

FAAは声明で、「連邦政府を含む関係当局からの要請により、ニュージャージー州の重要なインフラ上空でのドローン飛行を禁止する一時飛行制限(TFR)を課した」と述べた。

ニュージャージー州の制限期間は1月17日まで。

国土安全保障省(DHS)は声明で、「FAAの措置は慎重を期して発令された」と述べた。

ニュージャージー州に続き、ニューヨーク州政府も19日夜、同州の重要インフラ施設に一時的な飛行制限を設けると発表した。

ニューヨーク州政府は声明で、「これは予防措置であり、ニューヨークに脅威が迫っているという情報はなく、ドローンが飛行禁止区域内を飛行していたという報告もない」と強調した。

連邦捜査局(FBI)はニュージャージー州で目撃されたドローンについて、趣味で使う一般的なドローンよりも大きいことや、この地域には軍事施設やトランプ(Donald Trump)次期大統領が所有するゴルフ場があることから、警戒を強めていた。

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