◎これは頼清徳 総統が最近、米ハワイ州とグアムを訪問したことに対抗する措置とみられる。
台湾の国旗(Getty Images)

台湾政府は8日、この2日間で中国軍の軍艦14隻、軍用機7機、4機のスパイ気球を台湾周辺で確認したと明らかにした。

これは頼清徳(Lai Ching-te)総統が最近、米ハワイ州とグアムを訪問したことに対抗する措置とみられる。

台湾国防省によると、14隻の軍艦、7機の軍用機、4機の気球が7日の午前6時から8日の午前6時にかけて確認されたという。

同省はこのうち6機が台湾海峡の中間線を越えたとしている。気球のうち1機は島の北端上空を通過した。

頼氏は6日、中国に「無謀な威嚇行為」を控えるよう呼びかけ、「中国の軍事演習が近隣諸国の尊敬を勝ち得ることはない」と非難した。

頼氏は先週、マーシャル諸島、ツバル、パラオの3カ国を訪問し、首脳らと会談した。

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