◎「ウクライナは1000日以上に及ぶ戦争を終わらせるための取引を望んでいる」
2024年12月7日/左からトランプ次期米大統領、マクロン仏大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター通信)

トランプ(Donald Trump)次期大統領は8日、フランス・パリでウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領らと会談した後、ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦を呼びかけた。

トランプ氏は自身のソーシャルネットワーキングサービス「トゥルース・ソーシャル」に声明を投稿。「ウクライナは1000日以上に及ぶ戦争を終わらせるための取引を望んでいる」と主張した。

またトランプ氏は「この戦争を始めたのは間違いであり、両国は何十万人もの兵士を失った」と強調した。

トランプ氏は「即時停戦し、交渉を始めるべきだ。あまりにも多くの命が不必要に浪費され、あまりにも多くの家族が破壊されている」と書き、プーチン(Vladimir Putin)大統領に行動を求めた。

トランプ氏はパリの大統領府でマクロン(Emmanuel Macron)大統領とゼレンスキー氏と会談。ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢などについて協議したとみられる。

ゼレンスキー氏は7日、記者団に対し、「いかなる和平協定もウクライナにとって公正なものであるべきだ」と強調。ロシアに併合された4州を割譲したり、諦めることはないと示唆した。

ゼレンスキー氏は8日、SNSへの投稿で、「22年2月24日にこの戦争が始まって以来、ウクライナ軍はこれまでに約43,000人の兵士を失い、37万人が負傷した」と書き込んだ。

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