◎21号は台湾を通過し、11月2日までに温帯低気圧に変わる見込みだ。
台湾の東海岸と北部に台風21号が上陸し、少なくとも2人が死亡、8000人以上が避難を余儀なくされた。現地メディアが10月31日に報じた。
21号は台湾を通過し、11月2日までに温帯低気圧に変わる見込みだ。
台湾では飛行機や列車の運休が相次ぎ、約8600人が避難所に移った。
現地メディアによると、宜蘭県と花蓮県の一部で大雨による浸水被害が確認されたという。
農村部の農家の多くは暴風雨による被害を予想し、農作物の収穫を済ませていた。
気象台によると、一部地域で50メートルを超える猛烈な風が記録されたという。
当局は31日午後の時点で2人が死亡、205人が負傷したと報告している。
亡くなった2人のうち1人は車で走行中、倒木に巻き込まれたという。もう1人は電柱の倒壊に巻き込まれたと伝えられている。
気象台は市民と海外の旅行者に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。