◎15~18歳の生徒がイベント用の火炎瓶を作っていたところ、爆発した。
南米チリ・サンティアゴ市内の公立高校で手製の火炎瓶が爆発し、生徒少なくとも34人と教師1人が負傷した。消防が23日、明らかにした。
それによると、現場は市中心部にある公立高校の男子トイレ内。15~18歳の生徒がイベント用の火炎瓶を作っていたところ、爆発したという。
消防は声明で、「生徒少なくとも34人と教師1人が負傷し、うち数人が意識不明の状態で病院に搬送された」と述べた。
警察が現場を封鎖。火炎瓶の材料とみられる瓶や燃料缶を押収した。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「少なくとも11人が呼吸器系に影響を及ぼす火傷を負い入院した」と伝えている。
また、生徒を助けようとした教師1人が負傷、入院した。消防がすぐに炎を消し止め、現場周辺の道路を封鎖した。
報道によると、生徒たちは卒業生向けの送別会で火炎瓶を使う予定だったという。