◎この工場は戦時中、ナチスに占領されたチェコスロバキアの領内にあり、ナチスの燃料を生産していた。
チェコ北西部リトビノフの化学工場内で発見された第二次世界大戦時の不発弾が処理された。陸軍が8月30日、明らかにした。
この爆弾は今月21日、ポーランドの石油会社が運営する工場の敷地内で発見された。
陸軍によると、この爆弾は爆発を遅らせるように設計されたものとみられる。
陸軍の爆発物処理班が不発弾を処理、工場内の窓ガラス数枚が割れたと伝えられているが、ケガをした人はいなかった。
処理班は何百もの土嚢で爆弾を覆い、現地時間正午前に起爆。地元メディアによると、周囲2キロの範囲が封鎖され、路面電車も運行を一時停止したという。
この工場は戦時中、ナチスに占領されたチェコスロバキアの領内にあり、ナチスの燃料を生産していた。
専門家によると、この工場はイギリス空軍による空爆を何度か受けたという。