◎イスラエルとヒズボラは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、国境沿いでほぼ毎日交戦している。
2023年8月22日/イラン大統領府が公開した写真(Iranian Presidency Office/AP通信)

スペインの捜査当局は18日、レバノン親イラン民兵組織ヒズボラのためにドローンの部品を調達・供給したとして、スペインで3人、ドイツで1人が逮捕されたと明らかにした。

それによると、4人はヒズボラのためにドローンの部品を供給する組織に所属していたという。

この捜査はレバノン人が経営する国内企業が数キログラムの爆発物を搭載できるドローンを製造するための材料を調達したとされる疑惑に基づき行われた。

当局はこれらの部品を使って数百機のドローンが製造された可能性があるとみている。

当局によると、この企業は電子誘導部品、推進用プロペラ、ガソリンエンジン、電気モーター、機体、翼、その他ドローン部品の材料などを調達したという。

当局は逮捕した4人の身元と認否を明らかにしていない。

ドイツの捜査当局も今週、ヒズボラのためにドローンの部品を調達したとして、レバノン国籍の男を逮捕したと明らかにしていた。

イスラエルとヒズボラは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、国境沿いでほぼ毎日交戦している。

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