◎現場はバルセロナの北方に位置する高速道路のトンネル内。バスには繊維会社で働く50~60人の労働者が乗っていた。
スペイン東部カタルーニャ自治州の高速道路でバスが事故を起こし、47人が重軽傷を負った。警察が16日、明らかにした。
それによると、現場はバルセロナの北方に位置する高速道路のトンネル内。バスには繊維会社で働く50~60人の労働者が乗っていた。
バスはトンネル入り口の縁石に接触、その衝撃で前部が大きく跳ね上がり、反対車線の壁に衝突。入り口を横切る形となった。
カタルーニャ州当局は声明で、「意識不明の2人が市内の病院に空輸され、治療を受けている」と明らかにした。
それによると、重傷の22人と中程度のケガをした6人が近くの病院に搬送されたという。
警察が事故原因を調べている。地元テレビ局は関係者の話しとして、「運転手も病院に搬送された」と伝えている。
この事故の影響で一部区間が閉鎖された。