◎南部バイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルク州では週末から大雨となり、広い範囲が冠水。多くの家屋が被害を受けた。
ドイツ南部の一部地域で発生した洪水について、警察当局は5日、バイエルン州の河川で79歳の女性の遺体を発見・収容したと明らかにした。
これでこの洪水による死者は6人となった。
当局によると、この女性は2日、アウクスブルク近郊で自転車に乗っているところを目撃されて以来、行方不明になっていた。
バイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルク州では週末から大雨となり、広い範囲が冠水。多くの家屋が被害を受けた。
この洪水は大規模な交通障害を引き起こし、3日には北部・西部地域とミュンヘンを結ぶ長距離路線が運休となった。
消防によると、地元住民がアウクスブルク近郊の河川で遺体を発見し、警察に通報したという。
南部の天候は回復し、ドナウ川を含む河川の水位は徐々に下がっているようだ。
4人の遺体は2日と3日に発見され、うち3人は沈水した地下室で見つかった。4日には5人目の犠牲者である運転手の遺体が水没した車内で発見された。
