◎エジプトで建物の崩壊は珍しくなく、農村部やスラム街には建築基準を無視した掘っ立て小屋が乱立している。
エジプト当局は7日、北部アレクサンドリアで3階建てアパートの屋根が崩落し、少なくとも2人が死亡、1人が負傷したと発表した。
国営テレビによると、事故はアレクサンドリア中心部の住宅地で7日未明に発生したという。
屋根が崩壊した原因は明らかになっていない。
国営テレビは目撃者の話を引用し、「アパート内には電子機器のメンテナンスショップがあり、従業員が巻き込まれた」と報じている。
SNSで共有された動画には救助隊が狭い路地に散乱した瓦礫を撤去しているところが映っていた。
エジプトで建物の崩壊は珍しくなく、農村部やスラム街には建築基準を無視した掘っ立て小屋が乱立している。
政府は近年、違法建築物の取り締まりを強化しているが、その数はあまりにも多く、対応に苦慮しているようだ。