◎西アフリカの雨季は7月から10月まで続く。
西アフリカ、セネガル当局は21日、首都ダカール近郊で大雨が降り、市中心部を含む広い範囲で浸水被害が報告されたと発表した。
報道によると、数千戸の民家が被害を受け、市中心部では多くの車が立ち往生したという。負傷者の有無は明らかにされていない。
西アフリカの雨季は7月から10月まで続く。
気象当局によると、ダカールの20日の降水量は80mmを超えたという。セネガルの7月の月間降水量は地域によって大きな差がある。ダカールの平均は約60mm。
ダカールの活動家はマッキー・サル(Macky Sall)大統領が推進している治水工事を非難している。工事の期間は約10年で、3段階に分けて行われる予定だが、地元メディアによると、業者の不正・汚職・不手際で工事は遅々として進んでいないという。