◎今年のG7サミットは南部バイエルン州ガルミッシュパルテンキルヘン近郊のエルマウ城で開催される。
2021年6月11日/イギリス、コーンウォール、G7とEUの首脳(Getty Images/AFP通信)

ドイツのメディアによると、南部バイエルン州で今月末に開催されるG7首脳サミットに先立ち、国境警備が一時的に強化される予定だという。

ドイツ、米国、イギリス、日本、フランス、カナダ、イタリア、EU首脳は同州ガルミッシュパルテンキルヘン近郊のリゾート施設エルマウ城で進行中の食料危機、インフレ、ロシアによるウクライナ侵攻などについて協議する。期間は6月26日~28日。

ドイツ通信社(dpa)によると、内務省は6月13日~7月3日まで国境警備を強化するよう関係機関に通知したという。

内務省は11日の声明で、「この措置はドイツ領内のセキュリティ向上を目的としている」と述べている。

dpaによると、期間中に入国を希望する旅行者は、従来より厳しいチェックを受けることになる。パスポートなしで入国できるEU圏内の市民も対象。

内務省によると、首脳会談の期間中、バイエルン州ミュンヘンとガルミッシュパルテンキルヘンでいくつかの抗議デモが計画されているという。

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