メキシコ太平洋沖で熱帯低気圧発生、陸地への影響は限定的
NHCによると、ファウストの中心はメキシコ・バハカリフォルニア半島南端の南南西約1200キロに位置し、最大風速は20メートル、時速20キロの速さで西北西に進んでいる。
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米国立ハリケーンセンター(NHC)は19日、メキシコ太平洋沿岸から遠く離れた海上で熱帯低気圧「ファウスト(Fausto)」が発生したと発表した。この低気圧は陸地から遠く離れた海域を進んでおり、現時点でメキシコ沿岸に対する警報や注意報は発令されていない。
NHCによると、ファウストの中心はメキシコ・バハカリフォルニア半島南端の南南西約1200キロに位置し、最大風速は20メートル、時速20キロの速さで西北西に進んでいる。気象台は今後数日間にわたって勢力が強まり、20日夜までにはカテゴリー1のハリケーンに発達するとしている。
現在のところ、ファウストが沿岸部に接近する可能性は低い。このため、市民に対する避難勧告や港湾の閉鎖などの措置は取られていない。しかし、気象当局は進路や勢力が変化する可能性があるとして、今後の予報に注意するよう呼びかけている。
東太平洋では毎年5月から11月にかけてハリケーンシーズンを迎え、メキシコ沖では熱帯低気圧やハリケーンが相次いで発生する。海面水温が高い夏季には発達しやすい環境が整い、大型ハリケーンに成長することも少なくない。
ハリケーンに発達した場合、暴風や高波、大雨を伴い、沿岸地域に大きな被害をもたらす恐れがあるため、進路が陸地へ向かった場合には早期の警戒態勢が重要となる。
ファウストは当面、海上で勢力を強めながら西北西へ進むとみられており、現段階では陸地への影響は限定的とされる。ただし、熱帯低気圧は発達過程で進路や強度が変化することがあるため、NHCは最新の気象情報を継続的に確認するよう呼びかけている。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
