◎大統領選に出馬した野党候補13人のうち11人がこの選挙を現職に有利な「独裁選挙」などと呼び、1カ月以上前から首都アンタナナリボなどで無許可デモを続けている。
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アフリカ南東部・マダガスカルの下院議会議長は9日、今月16日に予定されている大統領選を中止するよう政府に求めた。
下院議長率いる超党派は記者団に対し、「自由で信頼できる公正な選挙が行える環境が整っていない」と指摘。「国際基準に準拠した選挙を行うことが重要だ」と強調した。
超党派はこう述べている。「政府が11月16日に実施しようとしている選挙は、国際基準に準拠したものではありません。私たちは選挙の中止を求めます...」
超党派は選挙運動も速やかに中止するよう勧告している。
同国の約60の労働組合や市民グループも9日、大統領選第1回投票の中止を要求。実施した場合、さらなる「危機」に直面する可能性があると警告した。
大統領選に出馬した野党候補13人のうち11人がこの選挙を現職に有利な「独裁選挙」などと呼び、1カ月以上前から首都アンタナナリボなどで無許可デモを続けている。
8日には怒り狂った暴徒数百人と機動隊が衝突し、多数の負傷者が出た。
今週初めには野党候補1人が拘束されている。
大統領選を中止・延期するためには政府と議会の承認が必要である。
ラジョエリナ(Andry Rajoelina)大統領の報道官は超党派の提案を「突飛な考え」と呼んだ。
大統領選第1回投票は当初、11月9日に行われる予定だったが、16日に延期。過半数を獲得する候補がいなかった場合は12月20日の決選投票に移行する。