セネガル沖で移民船が沈没、少なくとも21人死亡、救助活動続く
内務省によると、当局は7日夕方までに21人の遺体を収容し、1人を救助した。
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アフリカ西部・セネガル沖で7日、移民を乗せた船が沈没し、少なくとも21人が死亡した。セネガル内務省が8日、明らかにした。事故は首都ダカールの北方約180キロに位置するケベメール沖で発生した。
内務省によると、当局は7日夕方までに21人の遺体を収容し、1人を救助した。船には移住を試みた人々が乗っていたが、乗船者の正確な人数は明らかにされていない。事故当時の詳しい状況や沈没原因も不明だ。現地では行方不明者がいる可能性を踏まえ、救助活動が続いている。
西アフリカからスペイン領カナリア諸島を目指す亡命ルートでは、老朽化した船舶や過積載、悪天候などによる事故が相次いでいる。大西洋を横断するこのルートは航行距離が長く、船の転覆や燃料切れ、脱水症状など、乗船者が命を落とす危険性が高い。
スペインのNGO「ウォーキング・ボーダーズ(Walking Borders)」によると、2026年の最初の5カ月間だけで、西アフリカからカナリア諸島への渡航を試みた移民のうち635人が死亡した。近年も多数の犠牲者が出ており、深刻な人道問題となっている。
欧州への移住を目指す背景には、西アフリカ諸国の貧困や失業、政情不安などがある。今回の事故は、危険を承知で海を渡ろうとする人々が後を絶たない現状を改めて浮き彫りにした。
