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ケニア・ビル崩落、男性1人救助、行方不明者の捜索続く

事故は23日の午後1時ごろに発生し、上層階が折り重なるように崩れ、大量のコンクリートや建材が積み重なった。
2026年10月23日/ケニア、首都ナイロビ、倒壊した建設中のビル(AP通信)

ケニアの首都ナイロビで建設中の高層ビルが崩落した事故について、警察は24日、瓦礫の中から男性1人を救助したと発表した。男性は病院に搬送され、手当てを受けている。現場では依然として複数の行方不明者がいるとみられ、救助隊が捜索を続けている。

崩落したビルは、商業施設や住宅が密集する地区の幹線道路沿いに位置し、建設工事が進められていた。警察によると、事故は23日の午後1時ごろに発生し、上層階が折り重なるように崩れ、大量のコンクリートや建材が積み重なった。

ルト(William Ruto)大統領の報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、少なくとも7人が行方不明になっているとの報告を受けたと明らかにしていた。一方、ケニア赤十字社は、31人の行方が分からないとの情報を把握していると述べた。地元メディアによると、一部の作業員は崩落前に現場を離れていたとされる。

救助隊は生存者を発見するため、捜索犬や熱センサーを投入した。現場周辺の建物に入居する店舗は営業を停止し、事業者らが被害状況の確認を進めている。

事故を受け、建築規制の執行体制にも批判が集まっている。政府報道官によると、建物の登録上の所有者はすでに死亡しており、家族らが関係する不動産の管理を担っていたという。地元事業者からは、当局が建築基準の順守を十分に監督していなかったとの不満も出ている。

崩落の原因は明らかになっていない。救助活動と並行して、建築基準への適合状況や監督体制を含め、事故に至った経緯の解明が焦点となる。

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