ベルギー首都で反政府デモ、警察と参加者が衝突、催涙ガスや唐辛子スプレー使用
デモには若者を中心とする数百人が参加した。
.jpg)
ベルギーの首都ブリュッセルで24日、教育制度の改善や教育予算の拡充を求める反政府デモが行われ、一部の参加者と警察が衝突した。ロイター通信によると、警察は催涙ガスや唐辛子スプレーを使用し、一部の参加者が警察に追われて転倒するなど、緊迫した状況となった。
デモには若者を中心とする数百人が参加した。参加者たちは、教育分野への財政支援の拡充を訴えるとともに、警察による過剰な暴力を批判した。抗議活動はここ数カ月にわたり続いており、今回も政府の方針に反対する集会の一環として実施された。
ロイターによると、警察がデモ参加者を追跡する中で、参加者の1人が地面に倒れ、警察官がその人物を殴ったり蹴ったりする場面が確認された。また、一部の参加者は道路標識などを、レンタル用の電動スクーターや自転車の山に投げ込み、火をつけようとした。地元テレビ局も警察が集団を解散させるために催涙ガスを使用したと報じた。
ブリュッセル警察は24日午後、デモ会場で重大な事件は発生していないとの認識を示した。そのうえで、公共秩序の維持と市民の安全確保のため、必要な措置を講じたと説明した。警察は公共秩序を乱した疑いで5人を一時拘束したほか、禁止された武器の所持や暴動を扇動した疑いで4人を拘束した。
今回の衝突はベルギー国内で先週発生した騒乱や、隣国フランスの大規模抗議と比べると、規模も暴力性も限定的だった。ただ、教育への公的支出や警察の対応をめぐる不満は続いており、若者を中心とした抗議運動が今後どのように展開するかが注目される。
