◎爆弾は6日の午前6時30分頃に爆発し、線路を点検していた職員が巻き込まれた。
2022年12月6日/タイ、南部ソンクラー県、線路を調べる軍の爆発物処理班(AP通信)

タイの警察当局は6日、南部ソンクラー県の線路で爆弾が爆発し、鉄道会社の職員3人が死亡、4人が負傷したと発表した。

この現場では先週末、爆破テロで貨物列車が脱線・横転していた。犯行声明は出ていない。

警察によると、鉄道会社の職員は線路の点検作業を行っていたという。現場はマレーシア国境近く。

爆弾は6日の午前6時30分頃に爆発し、点検中の職員が巻き込まれた。

警察は声明で、「負傷者は市内の医療機関に搬送された」と報告した。地元メディアによると、現場は封鎖され、捜査が続いているという。

タイ南部には分離独立を主張する反政府勢力の拠点がある。政府は過去に何度かこの勢力と衝突したが、地元当局によると、暴力の発生頻度は近年減少傾向にあるという。

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