◎現場はソウルのベッドタウンのひとつである果川市(クァチョンし)の高速道路。
2022年12月29日/韓国、果川市の高速道路(Kim Jong-taik/Newsis)

韓国当局は29日、首都ソウル近郊の高速道路で貨物トラックとバスが衝突、大規模な火災が発生し、少なくとも5人が死亡、37人が重軽傷を負ったと発表した。

現場はソウルのベッドタウンのひとつである果川市(クァチョンし)の高速道路。事故は29日に現地時間午後1時50分頃に発生したと伝えられている。

衝突の原因とトラックが積んでいた貨物は明らかになっていない。

消防当局は声明で、「負傷者のうち3人が重傷、34人が軽傷」と発表した。

衝突事故は道路の防音トンネル内で発生した。地元メディアは専門家の話を引用し、「トンネルの屋根に引火し火の勢いが強まった可能性がある」と報じている。

地元テレビ局はトンネル入り口付近で消火に当たる消防士たちの姿を報じた。当局によると、火災は数時間後に鎮火し、現場検証が進められているという。

死傷者の身元は明らかにされていない。地元メディアによると、道路は上下線とも混雑していたという。

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