◎閉じ込められた人々は無事救助されたが、それ以上の詳細は分からない。
マレーシアの洞窟(Getty Images)

マレーシア警察は26日、北部の鍾乳洞に閉じ込められた撮影クルー約30人を無事救助したと発表した。

地元メディアによると、撮影隊はペラ州にあるテンプルン洞窟(Gua Tempurung)で何かを撮影していたものの、大雨の影響で出口が冠水したため、警察に救助を要請したという。

撮影隊の詳細は明らかにされていない。

州警察の報道官はAP通信の取材に対し、「閉じ込められた人々は無事救助されたが、それ以上の詳細は分からない」と語った。

地元メディアは警察当局の話を引用し、「26日の大雨で洞窟内の水位が急上昇し、出口がほぼ冠水した」と報じている。

クルーの身元は明らかにされていないが、救助活動を支援してボランティアによると、体調は良好そうに見えたという。

テンプルン洞窟近くの住民は地元紙ザ・スターの取材に対し、「人々は意気消沈していた」と語った。

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