◎消防車22台が消火に当たり、約6時間後に鎮火。焼け跡から11人の遺体が見つかった。
インド、首都ニューデリーのゴミ捨て場(AP通信)

インド・ニューデリーの塗料工場で大規模な火災が発生し、少なくとも11人が死亡、4人が負傷した。消防当局が16日、明らかにした。

それによると、火事は市北部の地区にあると塗料工場の1階で15日遅くに発生。犠牲者の遺体は上階で見つかったという。

出火原因は明らかになっておらず、消防と警察が現場を封鎖し、調査している。

プレス・トラスト・オブ・インディアによると、この工場には化学薬品倉庫も併設されている。

消防車22台が消火に当たり、約6時間後に鎮火。焼け跡から11人の遺体が見つかった。

インドの中小零細企業は安全基準をしばしば無視し、このような火災を引き起こす。報道によると、この塗料工場にスプリンクラーなどの消火設備はなかったという。

一部の地元メディアは関係者の話しとして、「上階につながる階段の扉には鍵がかけられていた」と伝えている。

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