シャキーラ、ブラジル・リオで無料コンサート、200万集結
コンサートは2日夜に行われ、開始は予定より遅れたものの、観客の熱気は衰えることなく、会場一帯が歓声に包まれた。
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コロンビアの世界的ポップスターであるシャキーラ(Shakira)さんが2日、ブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナビーチで無料コンサートを開催し、約200万人の観客を集めた。主催した市当局によると、この規模は同地で行われた音楽イベントの中でも最大級で、同歌手にとってもキャリア最大の観客動員となった。
コンサートは2日夜に行われ、開始は予定より遅れたものの、観客の熱気は衰えることなく、会場一帯が歓声に包まれた。開演前にはドローンによる演出が行われ、夜空にポルトガル語で「ブラジル、愛している」と描かれると、集まった観衆から大きな歓声が上がった。
この公演は、2024年のアルバムを軸とするワールドツアーの一環として実施されたもので、女性の強さや再生をテーマにした楽曲が披露された。ステージでは「Hips Don’t Lie」や「Waka Waka」などの代表曲に加え、新曲も演奏され、約3時間にわたって観客を魅了した。
シャキーラさんはステージ上で、自身が18歳で初めてブラジルを訪れた当時を振り返り、「ここで歌うことを夢見ていた」と語り、ファンとの結びつきを強調した。また「女性は何度倒れても、より賢く立ち上がる」と述べ、観客に向けて力強いメッセージを送った。
今回のイベントは、リオ市が主導する無料大型コンサートシリーズの一環として開催された。このシリーズでは近年、マドンナやレディー・ガガといった世界的アーティストが同じ会場で公演を行い、いずれも200万人規模の観客を集めている。この取り組みは観光振興を目的とし、今回のコンサートでも国内外から多数の観光客が訪れた。
経済効果も大きく、市当局は今回のイベントによって数億レアル規模の収益が地域経済にもたらされると見込んでいる。ホテルや飲食業、交通機関など幅広い分野で需要が急増し、観光都市としてのリオの存在感を改めて示す結果となった。
一方で、開催準備中にはステージ設営に関わる作業員が死亡する事故も発生しており、安全管理のあり方が問われる場面もあった。それでもイベント自体は予定通り実施され、最終的には大規模な混乱もなく終了した。
今回のコンサートは単なる音楽イベントを超え、文化的・経済的な意味合いを持つ都市イベントとして大きな成功を収めた。200万人規模の観衆が一体となった光景は、リオデジャネイロの象徴的なビーチを舞台にした新たな歴史として記憶されることになりそうだ。
