ウォルマートで誘拐未遂事件、警察官が31歳女を射殺 米ネブラスカ州
事件は15日朝に発生。通報を受けた警察官が現場で包丁を持った女を射殺した。
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米ネブラスカ州オマハのウォルマートで幼児を襲撃した女が警察官に射殺される事件が発生した。地元警察が15日、明らかにした。それによると、事件は15日朝に発生。通報を受けた警察官が現場で包丁を持った女を射殺した。
オマハ警察は声明で、「31歳の女が店内で大型の包丁を盗み取り、買い物中の保護者と3歳の男児に接近した。女は刃物を突きつけて脅迫し、男児を乗せたショッピングカートを伴って保護者に店外へ移動するよう強要した」と述べた。その後、駐車場付近で男児を実質的に連れ去る形となり、誘拐に近い状況に発展した。
通報を受けて駆け付けた警察官は、女に対して刃物を捨てるよう繰り返し命じたが、女はこれに応じなかった。さらに対峙の最中、女は突然男児に刃物を振り下ろし、顔や手を切りつけた。現場は極めて緊迫した状況となり、警察官は男児の生命に重大な危険が及んでいると判断し発砲、女はその場で死亡した。
負傷した男児は直ちに病院へ搬送され、手当てを受けた。警察によると、男児の命に別条はないという。男児はその後、保護者と再会した。
女と被害者側に面識はなく、事件は無差別的に発生した可能性が高いとみられている。現時点で動機は明らかになっていない。
現場の状況は警察官のボディカメラにも記録されており、女が刃物を持ったまま男児に危害を加えようとする様子が映っていた。警察官は対応の妥当性について内部調査を開始するとともに、州警察など複数機関が関与して検証を進めている。
オマハ警察は声明の中で、迅速に対応した警察官の行動を評価する一方、死亡した女の遺族にも哀悼の意を表した。市民生活に身近な商業施設で発生した凶悪事件として、地域社会に大きな衝撃を与えている。
