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女性に可燃性液体かけ火をつけた男逮捕 米ノースカロライナ州


事件は同州サンプソン郡ローズボロで12日に発生し、地域社会に大きな衝撃を与えている。
パトライト(Getty Images)

ノースカロライナ州で女性が自宅内で可燃性の液体をかけられ、火をつけられて重傷を負った事件を巡り、地元当局は13日、容疑者の男を逮捕したと明らかにした。事件は同州サンプソン郡ローズボロで12日に発生し、地域社会に大きな衝撃を与えている。

サンプソン郡保安官事務所によると、事件は12日夜に発生。消防と警察が住宅火災の通報を受けて現場に駆け付けたところ、住人の女性が全身の3分の2に及ぶ深刻な火傷を負った状態で発見された。女性はその後、外傷センターへ搬送、容体は明らかになっていない。

女性の証言によると、男が自宅に侵入し、ガソリンのような可燃性液体をかけたうえで火を放ったという。犯行後、男は自転車で現場から逃走した。極めて悪質かつ計画性も疑われる犯行であり、捜査当局は放火や侵入など複数の容疑で行方を追っていた。

その後の捜索で、容疑者は近隣住宅の裏手にある森林地帯で発見され、抵抗することなく逮捕された。検察は殺人未遂や第一級放火などの罪で起訴している。動機については明らかになっておらず、当局が引き続き詳しい経緯を調べている。

現場となったローズボロは州都ローリーの南方約100キロに位置する小さな町で、重大犯罪が発生したのは数十年ぶりと伝えられている。今回の事件は住民に不安を広げており、治安への懸念も高まっている。

警察は被害女性の回復を最優先にしつつ、事件の背景や容疑者との関係性の有無などを含め、慎重に捜査を進める方針である。今回のように住宅内で突発的に発生する暴力事件は被害の深刻化につながりやすく、地域社会における安全対策の重要性が改めて浮き彫りとなった。

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