◎ドゥダ氏はソーシャルメディアの匿名ユーザーとやりとりしたり、国連事務総長やフランス大統領になりすましたロシアのいたずら者からの電話を受けたことがある。
2022年5月22日/ウクライナ、首都キーウの大統領府、ゼレンスキー大統領とポーランドのドゥダ大統領(Efrem Lukatsky/AP通信)

ポーランド政府は5日、ドゥダ(Andrzej Duda)大統領の公式X(旧ツイッター)アカウントから奇妙な文書が投稿されたことを受け、セキュリティをチェックする必要があると提案した。

ドゥダ氏の公式Xはこうポストした。「タマを持つとはどういう意味かを妻に聞くように彼に伝えてください。 彼女は知っている!(Tell him to ask his wife what ‘having balls’ means. She knows!)」

このツイートはすぐに削除されたが、Xユーザーはスクリーンショットを撮って共有。「大統領、どうしたの?」「アカウント乗っ取られた?」「慎重さが足りない」などと笑いと批判を巻き起こした。

ドゥダ氏の報道官はこの投稿が何を意味するのか、ドゥダ氏本人が投稿したのかどうかを明らかにしていない。

ドゥダ氏のライバルであるトゥスク(Donald Tusk)首相はこの投稿に反応。「国家元首はより慎重に行動すべきである」と指摘した。

首相府の報道官はこう投稿している。「ドゥダ大統領のXアカウントで異常が確認され、それがすぐ削除されたため、ドゥダ大統領と関係者にアカウントのセキュリティやパスワードをチェックするよう要請した」

ドゥダ氏はソーシャルメディアの匿名ユーザーとやりとりしたり、国連事務総長やフランス大統領になりすましたロシアのいたずら者からの電話を受けたことがある。

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