◎パキスタンは史上最悪の経済危機に対処すべく、国際通貨基金(IMF)に新たな融資を求めている。
UAE(アラブ首長国連邦)とパキスタンの国旗(Getty Images)

パキスタン政府は23日、UAE(アラブ首長国連邦)が同国に最大100億ドルを投資することを約束したと明らかにした。

アブダビを訪問中のシャリフ(Shehbaz Sharif)首相はこの日、ナハヤン(Mohammed bin Zayed Al Nahyan)大統領ら政府高官と会談。中東情勢などについて協議したとみられる。

パキスタン首相府の報道官は声明で、「ナハヤン大統領がアブダビでシャリフ首相と会談した際、最大100億ドルを投資すると約束した」と明らかにした。

投資の詳細は不明である。

同首相によると、シャリフ氏はナハヤン氏に謝意を示したという。

パキスタンのメディアはナハヤン氏が様々な分野に投資することを約束したと報じている。

シャリフ氏はナハヤン氏にパキスタン訪問を提案。ナハヤン氏はこの申し出を受け入れたという。

パキスタンは史上最悪の経済危機に対処すべく、国際通貨基金(IMF)に新たな融資を求めている。

IMF理事会は先月末、パキスタンに対する融資30億ドルのうち、残り11億ドルの送金を承認した。

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