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米テキサス州で竜巻発生、2人死亡、建物被害相次ぐ

竜巻は4月25日夜、激しい雷雨を伴う嵐の中で発生し、同州ワイズ郡などで被害が報告された。
2026年4月26日/米テキサス州スプリングタウン、竜巻の影響受けた配電線(AP通信)

南部テキサス州北部で発生した竜巻により、少なくとも2人が死亡し、多数の住宅が破壊されるなど深刻な被害が出た。現地メディアが26日に報じた。被災地では停電や道路寸断が相次ぎ、当局が復旧と救助活動を急いでいる。

竜巻は4月25日夜、激しい雷雨を伴う嵐の中で発生し、同州ワイズ郡などで被害が報告された。国立気象局(NWS)は風速が80メートルに達する規模の竜巻だったと報告している。竜巻はワイズ郡を南東方向へ進み、フォートワース西方の地域を通過した。

この災害により、ランナウェイベイで大きな被害が出て1人が死亡、隣接するパーカー郡スプリングタウン付近でも1人の死亡が確認された。20棟以上の住宅が全壊し、数十人が避難を余儀なくされている。竜巻が通過した地域では家屋の損壊や屋根の吹き飛び、車両の転倒などが相次ぎ、生活基盤が大きく損なわれた。

被災地では電線の切断や瓦礫による道路封鎖が広範囲で発生し、復旧作業の進行を妨げている。電力会社と当局は協力して停電の復旧を進めているが、完全復旧には時間がかかる見通しだ。緊急対応チームは夜通し活動し、孤立した住民の救出や安全確保に当たっている。

一連の嵐で複数の負傷者も報告され、病院への搬送が続いた。広い範囲で強風やこぶしサイズのひょうも観測され、地域一帯にわたって被害が拡大した。米南部から中西部にかけて同様の激しい気象が続いており、当局は今後も竜巻や洪水に警戒を呼びかけている。

現地メディアによると、気象台が被害状況の詳細な調査を実施中。被害の全容は明らかになっていない。今回の竜巻は短時間で発生・通過したものの、住宅地を直撃したことで人的・物的被害が拡大した。住民の間には不安が広がっており、地域社会は復旧と再建に向けた取り組みを迫られている。

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