▽シリアーUAE便は24年12月にアサド政権が崩壊した後、今年1月に全便が運休となっていた。
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シリア航空が20日からアラブ首長国連邦(UAE)ドバイとシャルジャへの直行便の運航を再開する。同社が18日、明らかにした。
シリアーUAE便は24年12月にアサド政権が崩壊した後、今年1月に全便が運休となっていた。
シリア暫定政府のシャラア(Ahmed al-Sharaa、通称ジャウラニ)大統領は今週末、UAEを訪れ、ナハヤン(Mohammed bin Zayed Al Nahyan)大統領と会談。その後、UAEの航空局はシリア便の運航再開を許可すると発表した。
UAEの航空会社はシリア便の運航再開を決めていない。
UAEは2011年にアサド政権の残忍な弾圧が内戦に発展した後、シリアとの関係を断ち切った。
しかし、UAEはいち早く関係を回復し、2018年12月に首都ダマスカスの大使館を再開。アサド(Bashar Assad)前大統領は2022年、内戦勃発後初の外遊先にUAEを選んだ。
サウジアラビアやカタールなど、多くの湾岸諸国がアサド政権の崩壊を歓迎している。
しかし、歴史的にイスラム主義の政治運動に不安を抱いてきたUAEは暫定政府に対し、より慎重な態度をとってきた。