▽マレーシアは来週米国に代表団を派遣し、政府高官と協議する予定だ。マレーシアの相互関税率は24%である。
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マレーシアの25年第1四半期(1~3月)の経済成長率が前年同期比4.4%増(速報値)となった。国家統計局が18日、明らかにした。
24年第4四半期(10~12月)の成長率は5.0%であった。
統計局は声明で、「国内活動と需要が成長を下支えしている」と述べた。第1四半期の最終データは5月16日に発表される。
統計局はこの結果について、「世界的な逆風が続く中、国内ファンダメンタルズの底堅さに支えられ、底堅く推移した」としている。
小売業と卸売業は好調。良好な雇用市場、主要輸出品に対する需要の改善が、世界的な課題に対する経済の緩衝材となった。
3月の輸出は予想を上回る年率6.8%増。対米輸出は50.8%増の226.6億リンギット(約73100億円)と過去最高を記録した。
トランプ米政権は今月初めに世界的な輸入関税を発表したが、そのほとんどが7月まで延期された。
マレーシアは来週米国に代表団を派遣し、政府高官と協議する予定だ。マレーシアの相互関税率は24%である。