▽クイーンズ区に住む女性は先月、形成外科医を装った男(38歳)の手術を受け、心肺停止状態になり、脳死と宣告された。
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米ニューヨーク市で31歳女性が無免許の外科医による尻のインプラント除去手術を受け、死亡した。裁判所が17日に公表した資料で明らかにした。
それによると、クイーンズ区に住む女性は先月、形成外科医を装った男(38歳)の手術を受け、心肺停止状態になり、脳死と宣告された。
クイーンズ地方検事局は裁判資料の中で、「被告は3月28日、医師免許を持たず、医療施設でもないのに女性に手術を行ない、死亡させた」と述べている。
被告は注射器でリドカイン(局所麻酔薬)を投与し、手術を行ったとされる。
女性は間もなく心停止し、被告の「自宅」から市内の病院に緊急搬送されたが、その後、脳死と宣告された。
この病院で女性を治療した医師は捜査当局に対し、「女性はリドカイン中毒の兆候を示しており、助かる見込みはなかった」と証言したという。
被告はまもなく逮捕され、第2級暴行と許可なく医療行為を行った罪で起訴された。