▽パキスタン議会は1974年にアフマディーを非イスラムと宣言。その結果、多くのアフマディー教徒がスンニ派の標的となってきた。
.jpg)
パキスタン中部パンジャブ州で暴徒がイスラム教少数宗派アフマディーの礼拝所を襲撃し、男性1人を殺害した。カラチ警察が18日、明らかにした。
それによると、100~200人の暴徒がカラチ市内にあるアフマディーの礼拝所に押し入り、47歳の経営者を撲殺したという。
カラチ警察が現場に急行し、建物内に閉じ込められた15人を救出した。暴徒は現場から逃走、逮捕者は出ていない。
カラチ警察の広報担当はロイター通信の取材に対し、「事件に関与した暴徒を一人残らず逮捕する」と語った。
パキスタン議会は1974年にアフマディーを非イスラムと宣言。その結果、多くのアフマディー教徒がスンニ派の標的となってきた。
スンニ派の過激派はアフマディーを異端とみなし、教徒の家や礼拝所を定期的に攻撃している。