▽事故はナポリ湾を見渡せるロープウエーで17日に発生。ケーブルが断線してゴンドラ本体が地上に落下し、4人が死亡、1人が重傷を負った。
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イタリア・カンパニア州ナポリでロープウエーのゴンドラが落下した事故について、捜査当局は18日、亡くなった4人のうち、3人は外国人観光客であると明らかにした。
事故はナポリ湾を見渡せるロープウエーで17日に発生。ケーブルが断線してゴンドラ本体が地上に落下し、4人が死亡、1人が重傷を負った。
当局によると、亡くなったのはイギリス国籍の2人、イスラエル国籍のアラブ人女性1人、イタリア人の男性運転士。重傷負った1人はイスラエル国籍の男性であった。
この男性はナポリの病院に緊急搬送され、意識不明の重体。
地元メディアによると、ゴンドラは山頂に向かう途中、ケーブルが切れ落下したとみられる。
山頂付近では停電でゴンドラが動かなくなり、16人が救助された。ケガをした人はいなかった。
このケーブルカーは1週間前に今シーズンの営業を再開したばかりであった。
事故原因は明らかになっておらず、警察が業務上過失致死傷を視野に関係者から話しを聞いている。
イタリア北部ピエモンテ州で21年5月に発生したケーブルカーの断線事故では乗客15人のうち14人が死亡した。