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▽トランプ米政権の関税が金融市場を揺るがし、世界的な景気後退への懸念に火をつけている。
アフリカ南部・ボツワナ、首都ハボローネ、中央銀行本店(Getty Images)

アフリカ南部・ボツワナの中央銀行が17日、政策金利を1.90%に据え置いた。金利据え置きは4会合連続。

同国の先月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%増、2月の2.7%から上昇した。

中銀のデコップ(Cornelius Dekop)総裁は記者会見で、「インフレ率は中期的に低水準で推移し、今年の平均は2.5%、2026年は4.9%と予想している」と述べた。

前回2月の会合では、25年のインフレ率は3.9%、26年は5.0%と予想していた。中期的なインフレ率は3~6%の間が望ましいとしている。

トランプ米政権の関税が金融市場を揺るがし、世界的な景気後退への懸念に火をつけている。

デコップ氏は「米国の相互関税が世界的な商品価格の上昇につながり、ボツワナのインフレ率を押し上げる可能性がある」と述べた。

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