▽ドニプロ市内の住宅少なくとも15棟、学生寮、教育機関、食品加工工場などが被害を受けた。
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ウクライナ南東部ドニエプロペトロフスク州政府は17日、ロシア軍のドローン攻撃により子供を含む3人が死亡、31人が負傷したと明らかにした。
それによると、ドニプロ市内の住宅少なくとも15棟、学生寮、教育機関、食品加工工場などが被害を受けたという。
ドニエプロペトロフスク州知事はテレグラムへの投稿で、「病院に搬送された31人のうち5人が子供であった」と明らかにした。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領もSNSに声明を投稿。「普通の民家、普通の民生インフラが標的になり、17歳の少女を含む3人が亡くなった」と書いた。
東部ハルキウ州当局も17日、ロシア軍のミサイル攻撃で2人が負傷したと発表。複数の民家を含むインフラが狙い撃ちされたとし、ロシアを非難した。
ロシア国防省は17日、防空部隊が西部クルスク州を含む6州に飛来したウクライナのドローン71機を撃墜したと発表。死傷者には言及しなかった。
ウクライナ議会は今週、トランプ米政権による停戦交渉が停滞する中、発令中の戒厳令を25年8月まで延長し、米国とロシアが実施するように圧力をかけている選挙の時期を先送りした。
ウクライナの法律は、「戒厳令の発令中は選挙を行うことはできない」と規定している。
ウクライナ政府は17日、米国との間で鉱物資源開発に関する覚書に署名したと発表。トランプ(Donald Trump)大統領は24日にも協定に署名する可能性があるという見通しを示している。