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▽原油価格はトランプ米政権が相互関税の詳細を発表して以来、下落している。
国営ブラジル石油公社(ペトロブラス)のロゴ(ロイター通信)

ブラジルの国営ブラジル石油公社(ペトロブラス)は17日、販売代理店向けのディーゼル価格を18日から1リットル当たり0.12レアル(約3円)引き下げると発表した。

原油価格はトランプ米政権が相互関税の詳細を発表して以来、下落している。

ペトロブラスはこれを受け、販売価格を引き下がる。

ペトロブラスは声明で、為替レート、北海ブレント、米国産WTI原油の変動が価格更新の決定に影響したと述べた。

またペトロブラスは「価格についてファンダメンタリスト的な分析を行っており、この分析の中で、主にブレント価格の変動により、今回の価格改定は適切であったと理解している」とした。

シルベイラ(Alexandre Silveira)鉱山エネルギー相は今週、ペトロブラスのCEOと会談。多くのメディアが引き下げを予想していた。

米国産WTI原油の先物価格はトランプ(Donald Trump)大統領が今月初めに相互関税の詳細を発表して以降急落し、先週一時、4年ぶりに1バレル=60ドルを下回った。

その後も60ドル前後で推移しており、年初から3月までの70ドル前後と比べ10ドルほど安い状態が続いている。

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