▽滑空爆弾はへルソン市のスポーツ施設、スーパーマーケット、住宅、多くの車両に損害を与えた。
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ウクライナ当局は16日、南部へルソン州に対するロシア軍の空爆・砲撃で少なくとも1人が死亡、9人が負傷したと発表した。
それによると、ウクライナ政府の管理下にあるへルソン市の複数の建物に滑空爆弾が着弾したという。
へルソン市当局はSNSへの投稿で、「ロシア軍は消防が現場に到着したタイミングを見計らって砲撃を開始した」と明らかにした。
また当局は「ロシア軍は救助活動を妨げるだけでなく、消防士や医療従事者を殺害するために、攻撃のタイミングを伺っている」と非難した。
滑空爆弾はへルソン市のスポーツ施設、スーパーマーケット、住宅、多くの車両に損害を与えた。
ロシアは米国主導の和平協議が進む中、ウクライナへの攻撃を強化しているように見える。北東部スムイ州に対する13日のミサイル攻撃では35人が死亡、100人以上が重軽傷を負った。
ロシア軍はこの攻撃について、「軍幹部の集まりを狙った」と主張。ウクライナ側はこれを否定している。
ロシア国防省は16日未明、自軍がいくつかの地域に飛来したウクライナのドローン26機を撃墜したと発表した。
ウクライナのスビリデンコ(Yulia Svyrydenko)第1副首相は16日、米国との鉱物資源に関する協議で大きな進展が見られ、近い将来に覚書に署名することで合意したと明らかにした。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領も鉱物資源取引に関する米国との協議は前向きであり、さらなる会談が期待されると表明している。