▽事故はハルガダの港から1キロほどの地点で27日早朝に発生。サンゴ礁を見るために潜水していた潜水艦が事故を起こした。
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エジプト東部の紅海沿岸にあるリゾート地ハルガダで観光客を乗せた潜水艦が沈没し、6人が死亡、23人が負傷した。当局が27日、明らかにした。
それによると、事故はハルガダの港から1キロほどの地点で27日早朝に発生。サンゴ礁を見るために潜水していた潜水艦が事故を起こしたという。
潜水艦にはエジプト人乗組員5人と45人の観光客が乗っていた。その多くがロシア人で、他にインド、ノルウェー、スウェーデン人などが乗船していた。
警察によると、亡くなったのは全員ロシア人。うち2人は子供であった。さらに23人が市内の病院に搬送され、そのうち4人が集中治療を受けているという。
在エジプト・ロシア領事館は声明で、「負傷者のうち5人の未成年者を含む7人のロシア人がハルガダの病院に入院している」と述べた。
事故原因は明らかになっておらず、警察が乗組員から話しを聞いている。
地元メディアによると、この潜水艦はエジプト国籍の実業家が所有し、観光関係のライセンスなども全て取得していたという。
ハルガダは紅海沿いの人気観光地であり、スキューバダイビングやシュノーケリングでよく知られている。