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▽MS-13はエルサルバドルに拠点を置く中米最大のギャング。構成員は数万人と推定され、長い間、同国の広い範囲を支配し、殺人や強盗を繰り返してきた。
2025年3月26日/エルサルバドル、中部テコルカの刑務所(AP通信)

米国ボンディ(Pam Bondi)司法長官は27日、エルサルバドルのギャング「マラ・サルバトルチャ(通称MS-13)」のリーダーをバージニア州で逮捕したと明らかにした。

それによると、連邦捜査局(FBI)および州当局が捜査を主導。バージニア州プリンスウィリアム郡でMS-13のリーダーとされる24歳の男を逮捕したという。

プリンスウィリアム郡はワシントンDCの南西に位置する。人口は約48万人。

ボンディ氏は記者会見でこの容疑者について、「MS-13のトップ3人のうちの1人」と説明した。

ボンディ氏は容疑者の身元を明かさなかったが、「米国に不法滞在していた」と述べた。

それによると、容疑者は幼い頃にリクルートされ、東海岸におけるMS-13の活動を指揮していたという。

ボンディ氏は会見の中で、「容疑者はワシントンDCからわずか35マイル(56キロ)のところに住んでいた。米国は今日、MS-13のトップテロリストの1人が街からいなくなったことで、より安全になった」と語った。

トランプ(Donald Trump)大統領も自身のソーシャルメディアに声明を投稿。「ギャングの主要なリーダーが捕まった」と書いた。

MS-13はエルサルバドルに拠点を置く中米最大のギャング。構成員は数万人と推定され、長い間、同国の広い範囲を支配し、殺人や強盗を繰り返してきた。

国務省は先月、MS-13を含む中南米の8つの麻薬組織を外国テロ組織に指定した。

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