▽連邦裁判所は家宅捜索に先立ち、捜査中の犯罪組織およびそれに属するグループの資産5000万ブラジルレアル（約13億円）を凍結した。
ブラジル連邦警察がリオデジャネイロ州の犯罪組織に供給するために米フロリダ州マイアミから2000丁のアサルトライフルを持ち込んだ密輸業者の施設を家宅捜索した。地元当局が20日、明らかにした。
それによると、リオデジャネイロ州で14件の捜索・押収令状を執行。対象となった人数は明らかにしていない。警察が捜索のために建物に入ろうとした際、機動隊員に発砲した男が逮捕されたという。
連邦裁判所は家宅捜索に先立ち、捜査中の犯罪組織およびそれに属するグループの資産5000万ブラジルレアル（約13億円）を凍結した。
今回の家宅捜索は2017年にリオの国際空港で60丁の銃器を押収したことに端を発している。
警察は20日の声明で、「一連の捜査により、グループのリーダーが特定された」と明らかにした。それによると、このリーダーは国際的な銃器売買、犯罪組織の創設、マネーロンダリング、脱税、汚職などの罪に問われる可能性があるという。
