▽9500万人以上の市民が厳しい寒さの影響を受けると予想されている。
米国北部と東部の広い範囲に寒気が流入し、19~20日にかけて一部の都市で大雪になる可能性がある。
国立気象局(NWS)は18日、大西洋中部から北東部の広い範囲に暴風警報を発令した。
9500万人以上の市民が厳しい寒さの影響を受けると予想されている。
ニューヨーク市では19日午後から夕方にかけて10~15センチの積雪が予想されており、過去3年間で最大の吹雪に警戒が必要だ。
ボストンも19日午後から雪の予報。夕方には大雪となり、15センチの積雪が予想される。
大統領就任式が行われるワシントンDCも5~10センチ。フィラデルフィアも同程度の積雪になる見通し。
ボルチモアとボストンを結ぶ州間高速道路95号線は凍結の恐れがあり、注意が必要だ。
ノースダコタ州、ミネソタ州北部、ウィスコンシン州北西部は21日まで低温警報が発令されている。一部地域の気温はマイナス50度まで低下する恐れがある。
ミネアポリスはマイナス30度、シカゴはマイナス20度、ニューヨークも氷点下。南部テキサス州ヒューストンも10度を下回る見通し。
20~21日にかけて、テキサス州からフロリダ州にかけてのメキシコ湾岸も冬型の気圧配置になると予想されている。
メキシコ湾岸では21日に雪と氷が降り、高速道路が封鎖される可能性がある。