▽憲法裁は現在、ユン氏の罷免が妥当かどうか審議している。
韓国の合同捜査本部が30日、尹錫悦(Yoon Suk-yeol)大統領の逮捕状を請求した。
聯合ニュースは当局者の話しとして、「裁判所は逮捕状を発行する可能性が高い」と伝えている。
合同捜査本部は声明で、「ユン氏が出頭要請を3度無視したため、裁判所に暴動と権力乱用の容疑で逮捕状を請求した」と述べた。
ユン氏は12月3日、野党が来年度予算案に合意せず、国政を混乱させているなどとして、非常戒厳(戒厳令)を宣布。紆余曲折の末、戒厳令は6時間余りで解除となった。
国会(一院制、定数300)は14日、ユン氏の弾劾訴追案を可決。ユン氏の職務は停止され、舞台は憲法裁判所に移った。
憲法裁は現在、ユン氏の罷免が妥当かどうか審議している。
憲法裁は27日に行われた最初の審問で、ユン氏の弁護士の要求を拒否。ユン氏側は裁判の準備が終わっていないとして、審理を延期をするよう求めていた。