◎ドイツ外務省によると、首都モスクワの駐ドイツ大使館は10日朝にドイツ市民とみられる男が逮捕されたことを知り、面会を求めているという。
ロシア、首都モスクワの大統領府(Getty Images)

ロシア連邦保安庁(FSB)は10日、ウクライナの情報機関の命令で鉄道線路の爆破を計画したとして、ロシア系ドイツ人を逮捕したと明らかにした。

それによると、この男はニジニ・ノヴゴロド州で逮捕され、家宅捜索で即席爆発装置(IED)が見つかったという。

FSBは容疑者の身元と認否を明らかにしていない。

ドイツ外務省によると、首都モスクワの駐ドイツ大使館は10日朝にドイツ市民とみられる男が逮捕されたことを知り、面会を求めているという。

ロシアでは10月にもエネルギー施設への妨害工作を計画したとして、ドイツ国籍の男が逮捕されている。

この男はポーランドからロシア最西端の飛び地カリーニングラード州に入ったところで逮捕された。

西側諸国とロシアは今年、冷戦終結後最大の囚人交換を実施した。

これにより、ロシアで収監されていた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ(Evan Gershkovich)記者や元米海兵隊員ウィーラン(Paul Whelan)氏を含む26人が釈放された。

これに対し、米国、ドイツ、その他欧州諸国は収監されていた多数のロシア人を釈放した。

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