◎容疑者は3000ユーロの報酬で兵士を募集するようロシア軍から依頼されていると名乗る人物とオンラインで接触していた。
北マケドニア政府は11月30日、警察がロシア軍に入隊してウクライナ侵攻に参加しようとした疑いで男を逮捕したと明らかにした。
それによると、この男は29日遅くに逮捕され、「外国の軍隊、警察、準軍事組織への参加」で起訴されたという。有罪が確定すれば、3年以下の懲役に処される可能性がある。
容疑者は3000ユーロの報酬で兵士を募集するようロシア軍から依頼されていると名乗る人物とオンラインで接触していた。
新しく編成された分遣隊に参加することを望んだ容疑者は10月にモスクワに飛んだ。
一週間後に北マケドニアに戻った容疑者はスコピエ空港で取り調べを受けた。警察によると、容疑者は警察に対し、「ロシア軍で働く契約にサインし、ウクライナで戦う訓練を受けるキャンプに連れて行かれる」と話したという。
警察は29日遅くに容疑者の自宅を家宅捜索した。
北マケドニアは2020年にNATOに加盟、他の西側諸国と共にロシアに制裁を科している。